3.8のこと

塾のタダ講座を受けてみる。受験のウラワザ!的なあれこれや、妙に自信たっぷりな講師のかたがたの言葉やなんやらを聞きながら、周りの人の背中を見ていて、「これは何だろう。」と思った。こういうのが、これから役立つのか、わからない。勉強ってなんだ。ただつらいだけの苦行か。頭につめこむだけの作業か。こういう風に思っているやつ、つまり私みたいなやつは真っ先に受験に落ちるのだろうな。
大学に行かないで、写真の道を選ぶことは、ただ嫌なことから逃げようとしているだけなのかな。受験がいやだから?競うのがいやだから?頭がよくないから? ちょっと違う。だって写真の道のほうを選んだら、そのあと、どこよりも過酷だきっと。競争社会じゃん。大学を選んだら、入る前はそれこそものすごい大変だけど、そこからは仕事に就けて、ある程度裕福に食べていける。写真はわからない。月収17万でやっていかないといけないかもしれない。わたしはそんな厳しいところでやっていけるのかな。それほどの根性があるのかな。ないんじゃないか。へこたれるかもしれないじゃないか。写真が嫌いになるかもしれないじゃないか。よーするに自信が無い。そこまでの情熱があるのかわからない。金(安住)か、夢(好きなこと)か。どっちも大事すぎて迷うよ。あー